2021.12.25 2021.12.27

NFTゲーム / GameFiとは？始め方や稼ぎ方も簡単に紹介します

cryptobox

今注目が高まっているNFTゲームやGameFi、ブロックチェーンゲームなどでは金融の仕組みをゲーム化することで、ユーザーがゲームで稼げるようになりました。本記事では、そんなNFTゲームとは何か？という基礎的な内容から始め方、稼ぎ方、おすすめのゲームなどを紹介していきます。

NFTゲームとは？

そもそもNFTゲームとは、暗号資産などに用いられるブロックチェーン技術を応用して、作られたゲームで「ブロックチェーンゲーム」とも呼ばれています。

NFTとは？

最近、異常なほどの盛り上がりを見せているNFT。そもそもNFTとは、他に代替されることのできないデジタルデータである、「非代替性トークン」を意味する「Non-Fungible Token」の略です。

NFTの技術を使うことにより、唯一無二のデジタルデータを作ることができます。この技術を活かすことで、例えばゲーム内で使用できるアイテム（NFT）の取引をする場合、それぞれのNFT固有の価値が取引されることとなります。

NFTゲームの特徴

NFTゲームの特徴としては大きく5つあると考えられます。

ゲームで稼ぐことができる
他のゲームでデータを共有できる
個々のオリジナルキャラクターが作れる
不正が発生しにくい
ゲームが終了してもアイテムが残る

①ゲームで稼ぐことができる

ゲームで稼ぐことができる。これがNFTゲームの最大の特徴と言っても過言ではないでしょう。キャラクターやアイテムの売買、ステージのクリアに対する報酬などでユーザーは稼ぐことが期待できます。

データが改ざんされないブロックチェーンの技術によって、売買に用いられるゲームアイテムが唯一無二であることが担保される上に仮想通貨を利用しているため、アイテムなどを資産として取り扱うことが可能です。

資産として仮想通貨と換金することができるので、NFTマーケットプレイスでゲーム内外のアイテムをユーザー同士で自由に売買できます。実際に、人気ゲーム「Axie Infinity」でゲーム内の土地が150万ドル（約1.6億円）で売却されています。

②他のゲームでデータを共有できる

NFTは唯一無二の価値があります。そのため、特定のゲームで使えるNFTは、互換性があれば他のゲームでも有効です。

大人気のNFTゲーム「CryptoSpells」のカードの一部は、My Crypto Heroesなどの別のゲームに変換することができます。

③個々のオリジナルキャラクターが作れる

NFTでは、個人のオリジナルキャラクターが作れる点も大きな特徴です。

作成したオリジナルキャラクターは、ブロックチェーン技術を使用しているため、複製される心配がありません。またそのキャラクター自体もNFTであるため、ゲーム内での使用価値が上がれば売却できる可能性もあります。

④不正が発生しにくい

ゲーム業界の大きな課題といえば「チート（裏技など不正な手段を使い、ゲームを効率的に進める行為）」でした。しかし、NFTゲームはブロックチェーン技術を利用しているため、そのようなチート行為はほぼ不可能と言ってもいいでしょう。

⑤ゲームが終了してもアイテムは残る

NFTゲームのアイテムは、万が一そのアイテムを使用できるゲームのサービスが終了しても消滅しません。理由としてはNFTゲームにおいてはアイテム自体がそれぞれ独立した価値を持っているためです。これにより、サービスが終了したゲームのアイテムについて、NFTマーケットプレイスで売買することも可能になります。

NFTゲームで稼ぐ方法

NFTゲームで稼ぐためには、4つのステップを踏んで稼ぎましょう。

①NFTのアイテム（カード）を売買する準備

まず初めにNFTを売買できる準備が必要です。NFTカードを売買するためには、下記のものが必要です。

出品するNFTカード
イーサリアムに対応したウォレット
NFTカードを入庫できるプラットフォームアカウント

イーサリアムに対応している代表的なウォレットは「MetaMask」です。まずはインストールしましょう。
→Android版
→iOS版はこちらから
→PC版

また、NFTプラットフォームとしては、「OpenSea」や「Rarible」、国内のプラットフォームはCoincheckNFTがあります。

②NFTプラットフォームにいNFTのアイテムを入庫する

ウォレットの「MetaMask」とNFTプラットフォームw連動させると、入庫することができます。

③NFTプラットフォームでNFTのアイテムを販売する

入庫できたら、実際にNFTカードを販売することができます。例えば、NFTカードをCoincheckNFTで販売するときには下記の2つの設定が必要です。

購入された時の「受け取り通貨」
出品金額

購入者は、設定された「受け取り通貨」でしか購入できないので、イーサリアムなどの通貨で設定するのが一般的です。

④仮想通貨を日本円に変える

NFTカードが購入されれば、設定した通貨で金額が支払われます。そして手に入れた通貨を日本円に換金できます。

話題のNFTゲーム

話題のNFTゲームに関しては、別の記事で紹介する予定ですが、本記事でも特に最近人気なゲーム3つを紹介します。

①Axie Infinity（アクシー・インフィ二ティ）

Axie Infinity（アクシー・インフィニティ）は、2018年ベトネムで生まれたNFTゲームで、Axie（アクシー）というモンスターを育てて、集めて戦わせるゲームです。Axie InfinityはNFTゲームの中でも特に人気で、ゲーム内で使用されてるNFT仮想通貨「AXS」は時価総額8億円以上あり、2021年から価格も急上昇しています。またユーザー数も1日平均25万人と非常に多いです。

Axie（アクシー）を戦わせて、勝利するとトークンがもらえたり、2種類のAxieを使って新Axieを生み出し、売却したりすることで収益化できます。しかし、デメリットとしては、ゲームを始めるのにAxieを3体購入する必要があり、初期費用がおよそ10万円ほどかかります。

②Crypto Spells

Crypto Spells（クリプト・スペルズ）は日本企業が運営する対戦型トレーディングカードゲーム。所有しているカードはNFTとして資産となります。Crypto Spellsのカードは他のブロックチェーンゲームで使用することが可能です。さらに、万が一ゲームのサービスが終了しても、カードやアイテムなどのNFTは消滅せずに、資産として残ります。また、オリジナルカードの作成や、カードの採掘などを積極的に行い、強いカードを集めて楽しめるのも魅力の一つです。

The Sandbox

The Sandboxは仮想空間常にLAND（土地）を購入して、オリジナルのキャラクターやアイテムを作成・売買できるゲームです。ゲーム自体はマインクラフトに似ています。ゲーム内にあるLANDと呼ばれる土地は、166,464個が発行上限と決められているため、ゲームの需要が増加すれば、LANDの値段も上がります。最近では、adidasがLANDを購入したことにより話題になりました。

→「The Sandbox」に関して詳しく知る